瞼を閉じれば


あー、本屋って重労働です。
腰がっ、足がっ…orz


まぁ、それはおいといて大学に落ちたんだよね。
それはね、あたしの中では納得してる。
いくら判定よくたって、なぁなぁに勉強してる私が合格しちゃったら、それこそおかしな話でしょ?その大学に入りたくて頑張ってる人はたっくさんいるのに。
実際に、最後まで「ここに行きたい」と粘った人が受かってる。


けどさー、やっぱ家族の落胆ぶりにはびっくり。
両親はともかく(…っていってもかなりの落ち込みようだったけど)おばぁちゃんのあのガッカリして表情を失った顔、もう一生忘れられないね。落胆とも悲しみともとれないあの表情、私のまぶたの裏にしっかり焼き付いただよ。


そもそも、家族は「国立」は偉くて「私立」は負けだと思ってる。
これって田舎でよく見られる現象だよね。
国立だったらどこでもいいと思ってるし。
その考えは悲しいけど私にも根付いてる。
国立に落ちたら「負け」だと心のどこかで思ってる。
こんなプライド、くそくらえだし。
このまま京都の大学行ったら、帰ってくるたびねちねち言われるのだろうか。
それも、仕方ないことだけど。


冷静に考えてみたら、受験するなら最大限に頑張れば良かったのかもしれない。
ただ、家族を安心させてあげるだけでも良かったのかもしれない。
どんなに自分が気が乗らない受験でも、支えてくれた家族への恩返しって理由だけでもいいから、国立に受かって親孝行してあげれば良かった。


私は結局、家族を捨てられないでいる。


自分のやりたいこと、学びたいことに一直線になれない。
でも、しょうがない。
これが本当の「私」なんだから。
受け入れようよ、自分を。



両親と約束していることがある。
それは、どんな大学に行っても大学卒業後は筑波大か東北大の大学院に進学すること。これだけは絶対に守りたい。
どんな大学に行くことになっても、4年間サボることなく勉強して、自分の目標だった大学院に進学することだけが今の私の小さな夢であり、家族への恩返し。



これだけは、私の中の絶対。